<ミニ講座一覧>
はじめに
I. 省エネの起きやすい場所と単語: センテンスのリズムの谷間 単語内のアクセントのない音節 機能語 文の出だし 頻出表現
II. 頻出する省エネ発音14パターン: Water ウォーラー、little リルルのT Center セナー のT Under アンナーの D
破裂させずに鼻に息を抜くD 語頭の H 語頭のTH リエゾン 同じ音同士でつながる ドンチュ、ディッジュ、ミシュのパターン
III. 会話では、さまざまな省エネ発音が入り混じっている。
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現実のカジュアルな会話では、ここまでで簡単にご紹介した典型的な省エネ発音のいろいろ、
さらに他の省エネ発音も入り混じって、聞き取りにくいモゴモゴしたカタマリができあがります。
例を聞いてみましょう。
<訳文>
A: きのうの晩、ジョンがどこに行ったのか知ってる?
B: いいや。どうして?
A: 彼が外出中に、どこかの女の子から電話があったの。
ジョンは彼女と会うはずだったんだけど、こなかったんだってさ。
使われている省エネ発音について、簡単に説明しておきます。
Do you know where
Do you ⇒ この2語が圧縮されたように ju に近い音になっています。
where ⇒ were[wər] に近い音です。
Some girl called him while he was out.
Some ⇒ s'm という音いなっています。some の母音の O は軽い省エネだと曖昧母音[ə]に、
省エネが進むと、
ほとんど聞こえなくなります。
called him ⇒ called'im と聞こえます。him の H が弱くなるためです。
while he ⇒ while は二重母音が単母音に近づき、wal と聞こえます。he は H が弱くなります。
2語がつながって wal'ee (ワリー) といった音に聞こえます。
She said he was supposed to meet her but didn't show up.
said he ⇒ he の H が弱まり said'ee という音になります。
supposed to ⇒ supposed の語尾の -ed [t] の音と to の[t]が一体化。
meet her ⇒ her のH が弱まり、2語がつながって meet'er。
そうすると meet の T はwater ウォーラーの T の音に省エネします。
but ⇒ b[ə] と聞こえます。
didn't ⇒ di'n という音になっています。
show up ⇒ up の語尾の破裂音 P が聞こえません。
もうひとつ会話の例を聞いてみましょう。
<訳文>
A: 彼女は、あいつと、もうどのくらいデートしてるんだい?
B: 2ヶ月ってとこだな。
A: 僕のほうが先に彼女と会っていたらなあ!
B: デートに誘ってみたらいいじゃないか。ダメもとでさ。
こちらの会話に関しては、あえて省エネ発音の説明はしないでおきます。
ぜひ、ご自分で考えてみてください。
なにも難しく考える必要はないのです。
「
●●という音は○○と聞こえる」
「▲▲という語と■■という語がつながったら◆◆◆と聞こえる」
そんなふうに、最初のうちは、そのままデータとして蓄えていくだけでもいいのです。
では、ミニ講座、最後のセクションでは「省エネ発音攻略法」について、お伝えします。 |