ミニ講座:[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15]
<はじめに>
「省エネ発音」 とは、英語の「発音のタメグチ」のようなものです。
英語のネイティブスピーカーが、少しでもラクをして話したいときに使う発音です。
この「タメグチ」に対し、私たちが中学校以来習ってきた、きちんと折り目正しい発音は
ていねいな発音、いわば発音の「です・ます調」、「よそ行き発音」といえます。
日本語では「タメグチ」と「です・ます調」は、かなりはっきりと区別されています。
両方混ぜて話すと奇妙な日本語になってしまいます。
でも、英語の発音の場合は少し違います。
フォーマルな、きちんとした場面で使うと絶対におかしい発音も確かにたくさんありますが、
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使える省エネ発音もあります。
たとえば中学で Don't you がつながって ドンチュ、Did you が ディッジュなどと
教わります。これも省エネ発音です。
こうしてつなげて発音したほうが自然だし、ラクですね。
学校でも教わるこのような省エネ発音は、もうそれを使わなければ
堅苦しいし、不自然でしかたがない、というレベルのものです。
フォーマルな場面で使っても、まったく問題がない省エネ発音です。
want to ⇒ wanna ワナ、going to ⇒ gonna ガナ は、
あまりにしっちゅう耳にする省エネ発音なので
教科書にはなくても「番外編」のように教えてくれるのだと思います。
この二つは
きちんとした、フォーマルな場面では使わないほうがよいです。
アメリカ人の中にはどんな場面であっても使ってしまう人もいますが
それはその人の話し方の特徴とバランスがとれているのでOK。
でも
外国人の私達がフォーマルな場面で使うと奇異な感じがします。
このミニ講座では、学校で学ぶこうした省エネ発音も土台の
一部として含みつつ
カジュアルな場面で大活躍するタイプの
省エネ発音をご紹介します。
英語ネイティブがカジュアルな会話をするのに使われる、
当たり前の発音です。
このミニ講座のレベルがわからないと、くだけた会話に
ついていけません。
映画やテレビドラマでも、このレベルの省エネがわから
ないと、
英文字幕を読むとすごく簡単なセリフなのに
聴きとれない、ということになります。
このミニ講座をきっかけとして、あなたが省エネ発音に親しみ
カジュアルなナマ英語の世界に、より深く入っていかれることを願っています。
講座全体は以下のような内容です。
「IV. 省エネ発音の攻略方法」以外はすべてのセクションに音声サンプルがついています。
I. 省エネ発音の全体像:起きやすい場所と単語
[1] センテンスのリズムの谷間 (ミニ講座 その2)
[2] 単語内のアクセントのない音節 (ミニ講座 その3)
[3] 機能語 (ミニ講座 その4)
[4] 文の出だし(文頭) (ミニ講座 その5)
[5] 頻出する表現 (ミニ講座 その6)
II. 頻出する省エネ発音の14のパターン (ミニ講座 その7〜13)
ミニ講座 その7: Water ウォーラー、little リルルのT、 Center セナー のT
ミニ講座 その8: Under アンナーの D、 破裂させずに鼻に息を抜くD
ミニ講座 その9: 語頭の H 、語頭のTH
ミニ講座 その10: リエゾン、同じ音同士でつながる
ミニ講座 その11: ドンチュ、ディッジュ、ミシュのパターン、Is she イシーのパターン
複数の省エネ発音が混ざったつながり方
ミニ講座 その12: 前置詞と接続詞、疑問詞や関係詞
ミニ講座 その13: 破裂音
III. 会話では、さまざまな省エネ発音が入り混じっている。 (ミニ講座 その14)
IV. 省エネ発音の攻略方法 (ミニ講座 その15)
それでは始めましょう!
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